「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその6
- P.73 彼らも幼児のときは人間だった(中略)が、外科手術(一部は脳にも手術を受ける)と薬物による内分泌系の変化で普通の人から変わってしまうのだ。
- キャスドーを襲った獣化人(zoanthrop)ですね。
- P.73 高価な赤い革張りの椅子の片方の肘かけのみ。
- 何か意味があるようなないような。
- P.75 スカートは足元で黒いプールとなった。
- 押し込み強盗をはたらくのに、何故フィードリアはロングスカートなどはいているのか?
- P.76 カマキリのように三角形をした顔が、わたしの方に向いた。
- この段階では自分と同じ顔であることには気がついていない。しかしなぜカマキリのような三角形なのか? 外科手術のため?
- P.76 深く落ちくぼんだ目は小さく燃える緋色の炎だった。
- 文字通り「緋色」の目なのか? 「狂気」をあらわす以外に何か意味があるのか? 「第五号」の目は茶色。
- P.77 奴隷には腕が四本あった。
- 腕が四本ある怪物というのはなにかあったか?
- P.78 離れ旅立つ、トロイアの岸辺を。
- P.78 一卵性双生児を使わないかぎり、神経端を正しく接合するのはまず不可能だし。
- 当然クローンを使っている。ところでこういったクローニングおよび改造手術は<犬の館>でおこなわれたのか?
- P.79 「今は猿で実験してんじゃないの?」やってはいなかった。
- P.83にあるように、この記憶は嘘。
- P.80 いつも身につけている外科用メスが胸ポケットでケースに収まっていたので。
- 当然メスは使われるべきである。たぶん「父」を殺すのに。
- P.83 わたしは釈放以来、母親の行方を、叔母から見せてもらった写真に写っていた女性の行方を探しつづけている。だがあの写真はまちがいなくわたしが生まれるはるか昔に撮られたものだった――ひょっとしたら地球かもしれない。
- この女性は「第五号」の何にあたるのか? 自分が生まれるはるか昔の写真だとわかっており、かつ地球かもしれないと思うのなら、なぜ「第五号」は母親の行方を探しつづけているのか?
- P.83 ならばわたしの無意識の行動、夢遊状態は一冬丸ごとと春を飲みこむまでになっていたのだ。わたしは自分自身がどこかに行ってしまったような気がした。
- この間に「第五号」の見ていた夢は? アボの夢?
- P.83 てっきり父のものだと思っていた猿が肩に飛びついてきた。(中略)毛皮の下の傷跡とねじれた手足が、猿がわたしを知っている証拠だった。
- この猿は、P.13の父の飼っていた猿と同じ猿。