久しぶりに本館更新

最後に更新してから一年以上経ってしまいました。間が空いてしまうとますます取り掛かるのが億劫になるもので、取りあえずビブリオとか更新しやすいところからでも再開しようかと思います。

ビブリオをまとめていてあらためて思ったのですが、ここ数年のウルフの創作スピードは相当なペースですね、2004年以降だけでも新作長編が "The Knight" と "The Wizard" 、短編集が "Innocents Aboard: New Fantasy Stories" とこの間出版されたばかりの "Starwater Strains: New Science Fiction Stories" と続いています。この二冊の短編集はファンタジー編とSF編に分かれているようで、これでほとんどの短編は単行本に収録されたようです。また新作短編も2000年以降、ほぼ毎年6作の割合で書かれているようです。具体的には毎年春にアシモフ誌に一作、秋にF&SF誌に一作、さらにRealms of Fantasy誌に一、二作、その他アンソロジーに二、三作というなかなか規則的なペースで作品を発表しています。

今秋開始予定の国書刊行会未来の文学>第2期では「デス博士の島その他の物語」も刊行されるようですが、日本でもなんとか継続的にウルフ作品が翻訳出版されるといいですね。