「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその2

  • P.30 太って角張った顔をした鈍重そうなお客。
    • これはさすがに誰だかわからない。
  • P.31 黒の女王、邪悪でもなく慈愛に満ちているわけでもないチェスの女王であり、黒なのはいまだ私が出会っていない白の女王と区別しなければならないからである。
  • P.33 その数字は少なすぎもせず多すぎもしない。生きているのは、あの人とわたし、それにシミュレータも数に入れているんでしょう。
    • "That number's either far too low or too high." なんで「その数字は少なすぎるか多すぎるかのどちらかね」ではないか?
  • P.33 ベッツィー・トロットウッドおばさん。
    • 「デイヴィッド・コパフィールド」は読んでないのでわかりません。
  • P.33 おまえの父には妹がいる――おまえにいたっていいでしょう?
    • 「第五号」は父親と同じ行動を取ることが期待されている。
  • P.34 ジーニー叔母さんと呼びなさい。
    • Aunt Jeannineなので「ジャンニーヌ叔母さん」がいいと思う。
  • P.34 無性生殖が続けられるようにした。
    • 家族の伝統。
  • P.35 ヴェールの仮説は原住民が人類を完璧に真似る能力を持っていたという仮定に基づきます。
    • "Veil" は顔おおい、仮面、修道女を意味する。
  • P.35 完璧に模倣すればアボはその能力を失ってしまうことになる。
    • これはアボにとって呪いなのか救済なのか? また(仮に)人類にとってかわったアボには変身能力が残っているのか?
  • P.36 ヴェールは、自分が見せられてきた残虐行為と不合理を劇的に説明してくれるものを求めて、空中楼閣の理論を組み立てたんです。
    • サント・クロアにおける奴隷制全体主義政治のこと? なぜヴェールの仮説が説明として役立つのか? 残虐行為を人間性を持たない(?)アボに由来するものとしているのか?
  • P.36 型押しされた革装の大判の本。
    • ウールスと天空の驚異の書?
  • P.37 焦げ茶色以外の色をすべて洗い落とす新技術を利用した写真のようだった。
    • なぜそのような古いモノクロ写真がサント・クロアに存在するのか?
  • P.37 二十五歳ぐらいの娘で、痩せており、背は高そうで、赤ん坊を抱いて歩道の上でがっしりした体格の若者の隣に立っていた。
    • なぜこれが「第五号」の母親になるのか? 母親はアボなのか? これがクローンとどのように繋がるのか? この写真の場所はどこか?
  • P.37 第一感はジプシーだったが、肌の色はそんなに黒くなかった…次に浮かんだケルト系という考えにはほぼ確信があった。
    • ケルト系の登場人物は限られている。
  • P.37 輝かしい長い足は磨きあげられた旗竿のように交差していた。
    • 長い足はアボの特徴。
  • P.38 わたしはサント・アンヌの原住民の夢を見た。
    • これはアボの「夢見」と関係するか?
  • P.39 どこか遠くにいる人がとても長くやたらと入り組んだ話を語りはじめた。
    • 「ある物語」?
  • P.39 気がつくと船の甲板上におり、気がつくと鳩の翼が世界のはるか上空ではばたいている。
    • また船。
  • P.39 声はときどき甲高くなり、ときどき低くなり。
    • さまざまな人間としての夢を見ている?