「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその3

  • P.41 わたしの幼年期が終わったのはこの冬だった。
    • 「自分がある意味で正気を失っていることに初めて気づいたのは、この混乱の時期だった」−「拷問者の影」P.47
  • P.41 わたしの記憶には決して事実ではありえない光景がこびりついており。
    • アボとしての記憶?
  • P.42 ケルベロスはもともと四つ頭があったんだ。
    • 三つと思っていたら四つ、さらには五つあるということか? もともとあった頭が失われたのはなぜ?
  • P.43 片足にギプスをした黒髪の少女。
    • CAVE CANEMによると足が悪いのは「ジーニー叔母さん」との類似性を示すため。
  • P.43 洋紅色の唇と紫色の目。
    • 目の色に注意。
  • P.44 いつもは最後の客が帰ったあとで父に呼び出されていた。
    • 最後の客が帰るのは真夜中くらいか?
  • P.46 …わたしたちがやることすべてが。信じるがいい、ひとつとして、重要でないものはない。
    • 父は同じことをやったから知っている。
  • P.46 父の言葉を一部聞き漏らしてしまった。
    • 父はなんと言ったのか?
  • P.47 ネリッサという名前の、女中たちの中でも一、二を争うほど美しいというだけでなく、もっとも背が高くもっとも腕力が強く。
    • 背の高さは何のためか。
  • P.48 オーブリー・ヴェール博士。
    • Dr. Aubrey Veil
  • P.48 サルタンバンク通り。
  • P.49 髭を伸ばし、今の流行よりずっと濃くずっと長い髭で…顔だちは整っていたものの、顔の肌が――見える範囲においては――ほとんど醜いくらいまで白かった。
    • 髭は何を隠すためか?
  • P.49 いや、わたしは地球から来た。
    • サント・アンヌから来たことを否定するのは何故か? アボであることを隠すため?
  • P.51 彼の目が明るい緑色で、大抵の緑目にはある茶色の色合いがないことに気づいた。
    • 明るい緑色の目はアボ。
  • P.52 一瞬、黒い髭の下で苦い笑みが浮かんだような気がした。
    • 地球のことをきかれると困る。
  • P.53 なぜこの館は、植民が始まってからわずか二百年足らずの星に建っているのに、馬鹿馬鹿しいほど古く見えるのだろうかとね。
    • 時間の流れ方の違いを示唆しているのか? それとも何も進歩しない停滞した惑星を意味するのか?
  • P.53 館が建ったのは百四十年前です。
    • 百四十年ならそれほど古く見えないような。
  • P.53 実際に五十年前よりも今の方が人口は減っているんです。
    • すぐに子供を売り飛ばしたりするからです。