2004-01-01から1年間の記事一覧

「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその6

P.73 彼らも幼児のときは人間だった(中略)が、外科手術(一部は脳にも手術を受ける)と薬物による内分泌系の変化で普通の人から変わってしまうのだ。 キャスドーを襲った獣化人(zoanthrop)ですね。 P.73 高価な赤い革張りの椅子の片方の肘かけのみ。 何…

RSSその後

結局要素がうまく解析できないんじゃなくて、単純な文法ミスだった。恥ずかしい。

リヒターのカンタータ第一巻

待降節からマリアの潔めの祝日までの第一巻を聴きおわった。ピリオド系に慣れた耳には、ぶあつい演奏やビブラートのきいた声に最初は少し違和感があったが、聴くうちにだんだん慣れてきた。ぶあついと言っても、カンタータなんで受難曲やミサ曲ほどは重々し…

最近の「ケルベロス第五の首」関連リンクなど

ケルベロス第五の首:勝手に広報部 ジーン・ウルフ - ReviewWiki (゜(○○)゜) プヒプヒ日記 チャチャヤン気分 とりあえず、ラファティ

単語の途中での改行

8/15の曲名言語表記などで、単語の途中で改行されてしまうのは何故? 例えば "Schauet doch und sehet, ob irgendein Schmerz sei" とか "Nimm von uns, Herr, du treuer Gott" とか "Herr, deine Augen sehen nach dem Glauben" とか。

RSS

本家サイトにも、はてなの見出しを表示するようにちょっとだけ更新。まとまった文章を書く体力が…。ところでキャッシュの秒数が設定通りになっていないような。あとRSSの要素がうまく表示できない。

「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその5

P.61 公園にある自然の円形劇場で夏のあいだ公演をおこなうことになっていた。 「新しい太陽の書」におけるタロス博士の「天地終末と創造」も野外で公演をおこなう。 P.61 フランス系の初期植民者たちの政治権力の喪失。 それにしてもなぜフランス系なのか?…

三位一体節後第10日曜のカンタータ

今日は三位一体節後第10日曜なので、該当するカンタータはBWV46, 101, 102の三作品。 BWV46 "Schauet doch und sehet, ob irgendein Schmerz sei"「考え見よ、われを襲いしこの痛みに」 1723年8月1日初演。ライプツィヒ時代*1のカンタータ第一年巻*2に属する…

バッハのカンタータと教会暦その2

ちなみに教会暦順に並べられたリヒターのカンタータ集の内容は以下の通り。 第一巻(CD4枚) 待降節用のカンタータ (BWV61, 132) 降誕節(クリスマス)、新年用のカンタータ (BWV63, 121, 64, 28, 171, 58) 顕現節用のカンタータ (BWV65, 124, 13, 111, 81) …

バッハのカンタータと教会暦

カール・リヒターのカンタータ集が届いた。リヒターが録音した75曲の教会カンタータを26枚組のセットにまとめたもの。当然モダン楽器による演奏。バッハのまとまったカンタータ集で言うと、ニコラウス・アーノンクール/グスタフ・レオンハルトの全集(オリ…

「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその4

P.55 少女は、次にわたしが公園を訪れたとき…「驚いた。ここに来るたびに探してたんだけど、一度も来なかったから」 「第五号」は明らかに嘘をついている。これは「第五号」の言葉を全て信じるべきでないとのヒントか? ウルフの一人称話者は基本的に嘘つき…

「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその3

P.41 わたしの幼年期が終わったのはこの冬だった。 「自分がある意味で正気を失っていることに初めて気づいたのは、この混乱の時期だった」−「拷問者の影」P.47 P.41 わたしの記憶には決して事実ではありえない光景がこびりついており。 アボとしての記憶? …

「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその2

P.30 太って角張った顔をした鈍重そうなお客。 これはさすがに誰だかわからない。 P.31 黒の女王、邪悪でもなく慈愛に満ちているわけでもないチェスの女王であり、黒なのはいまだ私が出会っていない白の女王と区別しなければならないからである。 鏡の国のア…

「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)メモその1

結局二冊目買っちゃいました。この手の本はちょっとやそっとでは増刷されないだろうし、後で買いたいと思っても二度と入手できない可能性が高いし。これで心置きなく書き込みができます。というわけで、ラインマーカー片手に最初から読み直してみると、当然…

リヒターのカンタータ全集

J.S.バッハのカンタータと言えば、これまでヘレヴェッヘとかレオンハルトとかアーノンクールとか鈴木とかコープマンとかリフキンとかパロットとかユングヘーネルとかトーマスとか、いわゆるピリオド演奏ばかり聴いていて、重厚なモダン演奏というのはほとん…

ジーン・ウルフ「ケルベロス第五の首」

ジーン・ウルフ初期の代表的連作中篇SFである「ケルベロス第五の首」(ISBN:4336045666)については、ネット上でもいろいろ書評やコメントが出てきていて嬉しい限りですね。 これまでは、CAVE CANEM (http://webpages.charter.net/rborski/index.html)やMLを英…